研究成果

国内会議

  • 不正検知可能な 3 入力多数決カードプロトコル
    著者
    安部 芳紀, 山本 翔太, 岩本 貢, 太田 和夫
    会議名
    3C3-2
    学会名
    暗号と情報セキュリティシンポジウム (SCIS2019)
    発行年
    2019
    発表日
    2019/01/24
    抄録

    中井らとMarcedoneらは独立に,背面処理を用いるカードプロトコルを考案した. 背面処理とは,プレーヤが自分の背面などでプライベートに行うカード操作である。 背面処理を許すと,カードシャッフルを用いる従来のモデルより,カード枚数や通信回数が減る利点がある一方で,シャッフルを用いるモデルでは考慮する必要のなかった,不正検知の問題を考える必要がある. 本研究では,背面処理を行う人を監視するプレーヤ(番人)を導入し,ラウンド毎に番人を交代しながらプロトコルを実行する方法を提案する. このアイデアによって,監視により不正を検知しつつ,番人の交代により参加者全員にとってカード列がランダムに見えるようにできる. 我々のアイデアの実行例として,渡邉らが提案した,背面処理を用いたsemi-honestなモデルの多数決カードプロトコルを,maliciousモデルで実行できるように改良する.